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【UR-U ビジネス基礎学科】本能と論理的思考スキル

会社員であれ経営者でもビジネスを行う上では論理的に物事を捉えていく必要があります。ロジカルシンキングともいわれますが、何かの事象に対して因果関係を明確にし順序立てて考える能力の事です。

会議やプレゼンで分かりやすく相手に伝えることが出来れば役職も上がりやすくなります。今回は論理的思考スキルの基礎をアウトプットしていきます。

 

今回の記事では、

◼論理的思考スキルの正しく理解できる

◼人間の本能を理解し事実を元に話せるようになる

◼自分の感情を定量化する思考を手に入れる

 

論理的思考とは?

論理的とは日本語大辞典では理屈に合っている、正しく推論される

簡単にいうと『物事の因果関係を明確にし順序立てて考えること』で、論理的に説明できるととても分かりやすくなります。

 

話の結論までが長く結局何が言いたいのか分からない人は身近にもいると思います。話の整理がされていない場合、矛盾が生じたり飛躍したりするので聞き手にとってはストレスになります。会議でこれをやられると時間も無駄になり眠くなり最悪ですよね。こうならないように論理的思考を常に意識して仕事を行いましょう。

 

論理的思考のメリット

ここでは論理的思考スキルを身につけるメリットを3つにご紹介します。

メリット①

コミュニケーション能力が上がる

相手との意思疎通を図る上で大切なのは相手の話を聴くことと、自分の意見や考えを伝える事です。順序立てて分かりやすく正確に理解してもらうためにも論理的思考は役立ちます。苦手な方は結論から話すように意識しましょう。

 

メリット②プレゼン力の向上

企画や提案を行う場合は順序立てて話をして相手が納得してもらえないといけません。こちらの自己満主張にならないように物事を整理して伝える能力が求められます。

会議の場で何か質問されて聞いてもいない事を説明して話が長くなる人いますよね。相手により分かりやすく説明してあげたい!という優しい心の持ち主は要注意です。

 

メリット③課題解決能力が上がる

色々な課題や問題が出てきたら仕事ですので解決するのは当たり前ですよね。ただし、この課題に対して因果関係を明確にしてしっかり対処できると、余計な手間も省けます。逆にこれがないと原因が分からず解決策が見つからない、もしくは見当違いの対処をしてしまいます。課題解決スキルは社会人として身につける最重要スキルの一つと考えて良いと思います。

会社あるあるとして、何でも確認しないと気が済まない上司はことあるごとに報告を求めます。部下は多少色を付けて報告するのでそれを理解しない上司は次から次に的外れなアクションを求めてしまいます。結局原因に対しての解決策ではないので現場が困ってしまう…こういった経験は皆さんあるのではないでしょうか?

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論理的思考の鍛え方

論理的思考を鍛えるためにフェルミ推定をご紹介します。聞き慣れない言葉と思いますが『答えが分からない物を論理的思考で導き出す』というものです。答えが正解か不正解ではなく、導き出す過程が正しいかどうかということです。

 

例題、ラーメン屋

浜松町にあり席数は全部で10個、ラーメン1杯700円、従業員は2人の時の売上利益を

 

 

このラーメン屋さんの売上はいくらでしょうか?

 

当然この情報から正確な答えは分かりません。笑

この状況から論理的思考を頼りに答えを導き出していきましょう。いきなり何から考えたら良いかわからないと思いますが、この時に役立つのはフレームワークです。

 

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売上は来店人数と単価によって分かります。そして営業日は月22日だと仮定したら、売上の概算が出ますね。経費は家賃や人件費、その他経費がどれくらいあるのか想像します。

 

外食に行ったときこういった計算を常に行うと論理的思考スキルは身につきます。最初は全くわかりません!笑

ただし、毎回意識をしてやっているとコツを掴む瞬間というか感覚があり、頭の思考回路が繋がったような気がします。続けることで仕事での分析力や物事の捉え方にも良い影響が出てくると思います。

 

 

人間の本能を理解する

ここでは論理的思考スキルを手に入れるために注意をしなければいけないポイントをお話します。人間に備わっている本能の部分ですか、捨てなければならない思考です。

 

分断本能

これは物事を2つに分けてしまう本能です。例えば、お金持ちと貧乏、先進国と途上国、幸せと不幸など良い例かと思います。

お金持ちもいれば貧乏な人もいますが、日本ではその中間に入る人が多いですし、幸せや不幸といった場合は人の価値観で決まるので単純に分けることは難しいと思います。

 

この本能があるとビジネスでは非常に邪魔になります。良いか悪いかで物事を考えてしまうので、色々な角度から物事を見れなくなってしまいます。

 

例えばお店を作る時は立地が大事ですが、立地が良いところはが本当に良いのか?

交通量が多い=『良』

交通量が少ない=『悪』

こういった思考になりやすい。しかし、交通量が多い地域は家賃は高くなり、顧客も多いと従業員も沢山必要となればデメリットですよね。

逆に交通量が少ないと家賃が安く、従業員も少なくて経費を抑えることができるのはメリットです。デリバリーに力を入れれば接客に専念できます。

 

このように2つに分けて考えると物事が二極化して柔軟な思考ができません。歴史でも極左、極右と呼ばれる人は『俺の考えは善、それ以外は悪』のように物事を分断してしまいます。白黒つけるよりはその間の中間をよく見るようにしましょう。

 

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ネガティブ本能

人はネガティブな情報に対してめちゃくちゃ反応します。有名なのはメディアのネガティブセンサーは聞いた事がある人もいると思います。

例えばコロナの報道は連日のように感染者数を発表して人の恐怖心を煽るようにされているといわれます。1日に1000人と速報が出ればめっちゃ多いと思ってしまいますよね。しかし、事実を元に整理してみると意外な事実が見えてきます。

1日1000人の感染者が本当は陽性反応も含めた人数だったら?⇒実際の感染者が分からない。

検査数が100.000人の内の陽性反応が1000人だったら?⇒陽性率1%、99%は陰性。

無症状者、重症者が減っていることは報道されないとしたら?⇒無症状や重症化まではしていない。

 

こういった真実の報道はされないのでメディアの情報だけを鵜呑みにするとネガティブに考えて正常な判断ができません。こういったことから大事なのは情報から論理的に自分で考えること。そして事実を捉えること。それを含めてデータとして定量的に落とし込めることが仕事でも必要になってきます。ネガティブ本能を捨てるためには『自分の感覚・感情を定量化する』癖を普段から行うと良いと思います。

 

体験談として部下の一例です。

店長さんなど部下の成績を評価する立場の方。この時に分断本能が働いてしまうと成績だけで『良いスタッフ』と『ダメなスタッフ』のように判断してしまいがちです。一つの指標として売上だけで判断してしまうと2極化してしまい、本当の評価は出来なくなってしまいます。売上・接遇・協調性・清掃面など定量的な面と定性的な面から総合的に判断しないといけません。

良いか悪いか、達成か未達か、こういった分断本能が強すぎると『この部下はダメだ』となりネガティブ本能まで発症してしまい上手く仕事は周らなくなった経験があります。

事実を数値化することはとても難しいことですので心に余裕は持っておきたいですね。

 

 

 

 

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